破天荒で物腰の柔らかい「世界のカキザワ」との関わりで見えた恋愛の掟

「思ってたより声低いね・・」

「想像してたより毒舌ですね。」

「意外とめっちゃ食うよね!」

このような褒められてるのか貶されてるのか分からない、なんともリアクションに困る言葉を浴びた経験を皆さんも一度や二度に限らずあるでしょう?

えっ、ない??

これまでの人生でこのなんともリアクションに困る罵声を浴びた経験のない人は、自分の人生を一度見つめ直した方がいい。思い通りに行く人生ほど退屈なものなどなくて、それと同じように「想像通りの人」ほどつまらない人間はいない。

逆にこの言葉を言われすぎている人間はめちゃくちゃモテるクラスのヒーローか、神に見放された残念な人間かのどちらかであろう。

ヒトという生き物はどうも自分勝手に想像することが好きなようで、そこには教育も法律も通用しない「自分だけのモノサシ」があり、そしてそのモノサシで測った基準値から物事を予測しているのである。

昨今はSNSなどが普及し、会ったことのない人とも自然と繋がり、ネットを通じた記号のやり取りから、顔も知らない相手のことを想像する日々が無意識下で続いている。
そしてその会ったことのない人と初めて会う時、皆それぞれ頭の中で勝手に驚くのである。

「なんか思ってたのと違う・・・」と。

柿澤健太郎との出会い

冒頭の言葉は僕自身がよく言われる言葉なのだけど、このなんとも返答しにくい「意外と・・」発言を僕も相手に浴びせてしまった経験はある。

その相手とはこの人

首長族のマコさん

ではない。

世界一周500人治療の旅を経験し「世界のカキザワ」の異名を持つ柿澤健太郎氏(@umaibou15)

彼は26歳の時にふと衝動に駆られ、日本を逃亡。一年間かけて世界中の人とノンバーバルコミュニケーション武器に身体の不調を治療しながら旅をしてきた理学療法士。

僕が彼の存在を知ったのは、彼が国外逃亡する直前。これから世界一周ノンバーバルの旅に出ようとしている実にイカし(れ)た理学療法士がいるという噂を聞きつけた。そして旅の最中に更新されるバーバルでイカし(れ)たブログを読み漁っていたのである。

彼は旅の間に何度も命を脅かされる事態を経験した。悪徳ポリスに捕まったり、自分より一回りも二回りも大きな現地人に襲われ、あらゆる侵害刺激を加えられ、そして暴力に快楽を感じる歪んだ経験を重ねた。

世界各国で歪んだ経験を重ね続けた彼のカラダはもはや全身性感帯。いや、むしろ性感帯を失った境地に達していたのかもしれない。並の刺激が届かないのだ。そのため帰国後もまっすぐ家に帰ればいいものを、野宿を繰り返しながらヒッチハイクで移動。そのジプシー生活をしながら日本中で講演会を行なったという。

雨風をしのぐのに土管は最適。アメリカの荒野でホームレスと争いながら野宿したのが始まりだという

野宿とは「屋根のないホテル」だと話す柿澤氏。雨風がしのげれば高電圧など関係ない。

この自由な発想と圧倒的な行動力を兼ね揃えた男に僕は魅了された。憧れである。自分とは住む世界が違うという人間に対する憧れ。小学生の頃にスーパーサイヤ人になりたいと本気で思っていたアレです、アレ。

そんな憧れの想いを胸に秘めながらも、僕は退屈な日常を過ごしていた。いつもと変わらぬ通勤電車。車内にいる人の顔は死んだ魚の目をしていたが、僕もきっと変わらぬ目をしていたことだろう。そんな日々を過ごしていたある日、僕がとある理学療法士の講演を聞いていると、講師がみんなの前で治療デモをすると言った。

そこで被験者として指名された男性。どこかで見たことのある顔立ち・・・

そう。あのお方。土管で寝泊まり上等!歪んだ経験から全身が性感帯と化し、むしろ性感帯を手放した悟りの男!世界のカキザワ!!

「あれっ、カキザワさんやん!世界のカキザワさんやん!!」

僕は心の中で興奮した。まさかこんなところで会えるとは思ってもいなかった。
どうしよう。あとで声をかけるか?いきなり声かけて大丈夫か?

でもなんか顔は似ているけど、違う気もする。もっとこう・・なんていうか〜、、世界のカキザワはもっとヤバそうなイメージだし!!

そう。その青年はとても真面目そうな雰囲気の青年だったのだ。

しかも講師がデモをしようとしたところ、なんと肩が上がらない!可動域制限あり!五十肩!!肩甲上腕リズムの破綻!!!

世界中の人を治療してきた世界のカキザワさんが、まさか自分の肩が上がらないだなんて・・やっぱり人違いや。見た目も真面目そうだし、僕がブログで見ていたカキザワさんはもっと髪型も自由人スタイルだったし・・

そこで僕と一緒に講演を聞いていたクマ臓くんに確認することにした。
クマ臓くんは柿澤さんと元々繋がっていた。だから彼なら確信を持てるだろうと思い確認した。

ささやん「あの人って世界のカキザワさんだよね?」

クマ「ん?多分そんな気がする・・」

ささやん「えっ、知ってるんでしょ?」

クマ「いや、でも肩上がってないし違うかも・・」

肩が上がらないという事実が僕らの判断力を歪ませた。世界のカキザワが五十肩のはずがない!身体も出来上がっているはずだろう!!

強固な固定観念だ。こう言う思い込みからすれ違いは始まる。諸悪の根源はこう言った思い込みである。

確信の持てないまま講演後にクマ臓くんが声をかけた。そうしたらなんと驚いたことに、本当に世界のカキザワさんだったのだ。いや、驚いてはいませんけど。
驚きというより安堵感があった。世界のカキザワも肩が上がらないという人間らしい一面があるのだと。

柿澤さんは初対面の僕にも、何か昔からの友人のような語り口調で色々とお話をバーバルコミュニケーションで聞かせてくれた。
「日本のインドカレー屋はだいたいネパール人がやってるんですよ」
「そもそもインドカレーなんてないんですよ。あれは商売ですね」
「インド人は日本のカレーを美味いってめっちゃ食べてますよ」

次から次へと、優しい口調から子供の夢を壊しかねない、聞きたくもない世界の大人の事情を聞かされる。そう。優しい口調で。

あまりにも丁寧な言葉の選び方と、そして話すトーン。ノンバーバルコミュニケーションを武器に世界を旅して帰ってきた人間は、どうやら一周回って言葉遣いが繊細になるのかもしれない。

僕はおもわず「柿澤さんって、思ったよりも物腰が柔らかいですね」と。

そう。僕は勝手に自分のモノサシを用いた基準で破天荒なイメージをしていたけれど、実際の柿澤さんは温和で物腰柔らかい優しい人だった。このギャップは恐らく男にモテるタイプのギャップ。世界でどれだけの男性に抱かれてきたのか、僕の想像は及ばないだろう・・

柿澤さんとのお付き合い

そんな柿澤さんに僕も惚れ込んだ。世界の猛者どもに負けていられない。惚れたら付き合う。それが恋愛だ。
僕は自分が主催する健全なイベントの登壇をお願いして、そして一緒に一つの健全なイベントを創りあげた。

9月16日に開催した対談イベント@横浜。大好きな山中錠一さんと柿澤さんの対談。

柿澤さんへの仕事依頼のスタンスは基本的に、引き受けてもらったこと前提で話を進める。

「イベントやるんでプロフィールを送ってください」
「沖縄いつ来れますか?」
「4月13日と14日どっちがいいですか?」

このように非常に失礼極まりない、相手のことを尊重していないようなふざけた連絡をしても、柿澤さんからはいつも前向きで明確な回答しか返ってこない。
「いつまでに送ればいいですか?」
「いつでも大丈夫です!」
「14日がいいですね」

世界の柿澤に「何のイベントなんだ?」「沖縄ってなんの話だっけ?」という問いは持ち合わせていないようである。これは世界を旅してきて、悪徳ポリスに捕まるなどの境地を何度も経験した結果、生命を維持するためのセンサーが人一倍洗練されているからであろう。つまり人を見る目、状況を読む直感がスーパーサイヤ人レベルに到達しているのだ。そんな彼はきっと僕を信頼してくれているから、二つ返事すらせずに話が進んでいくのである。多分。

今ここで記事を書いていてふと一つの恋愛テクニックの仮説が思い浮かんだ。

もし、

もしも今、あなたに片思いをしている人がいるならば、

それはもうすでに付き合っている前提で連絡を送るのが良いのではないかということ。

「今度遊びに行かない?」ではなく、「今度いつ遊ぶ?」
「クリスマスどうするの?」ではなく、「クリスマスどこか行きたいところある?」

きっと、相手が自分のことを信頼してくれていて、そして一緒にお付き合いしていきたいと考えてくれているならば、そのメッセージに対して「はっ?何のこと?」という返事は来ないだろう。逆にそう言った返事が来たならば脈なし。信頼というのは長い時間かけて築きあげるものではない。その人の存在そのものから瞬時に相手に伝わり、関係が構築されていくものである。あなたの人間性は時間などかけなくても伝わるのだ。恋愛戦略なんて無意味!

そんなことをカキザワさんとの出会いに教えてもらったような気がするんです。
(僕はまだ柿澤さんと3回しか会ったことがありませんが、やはり信頼関係って時間や回数ではないなと改めて記事を書きながら感じています)

今回は世界のカキザワさんと僕の出会いについて書かせていただきました。

そんな全身性感帯を通り越して、性感帯を手放した男!素晴らしい人間性と丁寧な言葉選び、そしてノンバーバルコミュニケーションを駆使するロジカルパッション世界のカキザワさんが、この度本を出版することになりました!

世界の旅本かと思いきや、まさかの自律神経!!

いや、世界の旅人というイメージが強い柿澤さんですが、治療家としての知識や技術は素晴らしいです。旅の最中にも論文を読み続けるロジカルパッション世界のカキザワ!そんな柿澤さんが執筆した自律神経の整え方!めちゃくちゃ有益な情報が詰まった一冊となっていることでしょう!

12月27日発売予定!!

ぜひ予約購入しましょう!!Amazonはスタートダッシュが大切です!「後から買おう」と思っている方、ぜひAmazonで予約購入してくださいね!売り切れちゃいますよ!!

そしてこの執筆を皮切りに「ディープスポット巡り記〜足立・葛飾編〜」の出版に向けて、僕と柿澤さんでディープスポット巡り部という部活を立ち上げています。ご興味のある方はぜひご連絡ください。目指せヴィレッジバンガード!!

今後は活動記録も記事に出来ればと思います。

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