未来のために“今”を贈る

先日、NPO法人presentsのミーティングを行った。正直言って2017年に勢いで立ち上げた法人(もちろん以前からNPOで活動するというイメージは持っていたし、社会に対する問題意識はあったのだけど)

僕個人的には「何をやるか」よりも「誰とやるか」がすごく大切だという考えなので、一緒に活動したいなと思える後輩にも声かけをして仲間になってもらった。

しかし少しずつ仲間が増えてくると同時に、そして僕自身も設立して2年間経過する中で、改めて法人としての存在意義を明確にしなければならないと考え(副代表のクマ臓くんに尻を叩いてもらい)、今回はpresentsの理念を言語化して決定するという話し合いの場を設けたのである(今さら!?というツッコミは受け付けています)

ここからは法人の話というより、僕個人の想いを改めてここに記していきたいと思う。なぜNPOを立ち上げたのか?どのように社会と関わりたいのか?

以前にもアメブロに想いを綴っているのですが、僕は理学療法士という仕事をしています。地域の小さなクリニックで10年間。この10年間は本当に多くの壁にぶち当たりながら、少しでも前に進めるようにもがいた。

クリニックでは「痛み」を主訴にもつ患者さんを担当させて頂く機会が多いが、当初は一瞬で痛みを取り去る技術を磨きたいと考えていた。痛みが主訴なのだから、関節や筋肉など人間の身体の構造を突き詰めて知ることができれば、そんな治療家になれると。

しかし現実は異なる。人間はロボットではないのだ。よく「運動連鎖」だとか「局所と全体」だとか聞くけれど、それとて非常に狭い範囲でしか人を捉えようとしていない視点なのだ。

人間には心があり、社会に属して生活を営むという特徴があるではないか。そういった部分と肉体が影響し合うということを無視して、果たして人と関われるのだろうか?そんな疑問を持ち始めると、僕の焦点は社会的な環境という面に向かった。

理学療法というのは、その言葉が示す通り理学療法であり、医師の指示のもと行う医療的な介入である。つまり、その枠の中で介入するのがルール。

そうすると、社会的な環境に対するアプローチというのは理学療法の枠には収まらないし、でもそういった社会的要因が大きく影響して痛みを訴える患者さんは少なくない。

 

そんな問題意識から「保険外での活動を」と立ち上げたのがNPO法人presentsである。

主な目的は「予防」と「場づくり」
個人的には「予防」という言葉はあまり好きではない。予防していても病にかかる時はかかるし、予防が広まれば、それはそれで予防をしていないことが悪のような自己責任論に陥りやすいのも事実。

しかし適切な言葉が見当たらないので、キャッチーでわかりやすい「予防」と今ここでは書いておこう。具体的に言えば「幼少期からの身体づくり」を運動面、食事面から情報共有する場を設けること。遊びなどを通して、怪我や病気になりにくい身体で居られるように仕掛けを作ること。

また「場づくり」というのは先ほども述べたように、人間は社会的な生き物であり社会に属するということが健康に命を営む上で必須である。

一人暮らしの高齢者や出産を機に仕事を辞めたママさんなどは社会的な孤立に陥りやすい。
そんな人たちがフラッと足を運びやすい場を作ったり、そこで役割を準備する。そんなことをNPOの活動を通して取り組んでいきたい。

そして、その場を作って結局はみんながどうなってほしいのかって?

それはまた今度・・

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